2009年 05月 02日
最近みた展覧会メモ
いろいろ吸収したいのです
大丸ミュージアムのムーミン展へ
フィンランドと日本の交流が90周年を迎え
タンペレ市立美術館にあるムーミン谷博物館蔵から日本へ運んできて
展示をすることができたムーミン展
強烈な色合いや模様、色の塗り方など、参考になることたくさんありました
意外だったのはどれもサイズが小さいのです
こんなに細かいのを小さくかいてるなんて
あと、トーベ・ヤンソンの挿絵は
黒が特徴的に使われてるけど、これはインクだったのね
ムーミン谷の物語は、一度も読んだことがまだなかったのだけど
会場を後にした時には
Amazonで大人買いしよ!と思ってた
ただ、展示のしかたが下手だよ!
と思ってしまった
キャプションの文字、デカすぎて読みずらい
いろんな色使い過ぎて、展示のじゃまになってるし
白かクロでよいのになあ…
私の背がビックすぎるのがいけないのか
全体的に絵の位置が低すぎて観づらい
原画を近くでみる時
いちいちかがまなくてはならなくて
全部観るのをめんどくさく思わせてしまう
どうみても子供が観るような雰囲気の展覧会じゃないし
あれは低いと文句をつけたいところだ
トーベ・ヤンソンはすばらしいけれど
大丸ミュージアムの展示のセンスはまるでないなぁ、と感じました
東京都写真美術館のやなぎみわ展へ
友達からおもしろいよと聞いてたので楽しみにしてた
現在、今を生きる若い女性たちを未来の老婦人にして
一枚の写真にストーリーをつくる
被写体の老婦人たちは、公募で集められた若いひとらで
特殊メイクを使って老婦人に変貌し
やなぎみわのイメージするように撮影しているらしいのだけど
写真によっては表情は若いのに老婦人
あえて本物の老婦人を使わないで、不自然な特殊メイクや合成なので
全部が不自然で、変
自分のイメージの世界を
写真に定着させる彼女のエネルギーはすごいなと思った
展示会場の外に撮影風景を流した映像があったけど
一枚を撮るだけに、ものすごいパワーをかけている
やなぎみわさん自身
とてもクールな雰囲気の女性でカッコイイのだけれど
あの冷たい物越しで、世の中をどうみて何を考えているんだろう
写真展は月日まで
おすすめです
日本橋にあるブリヂストン美術館
テーマ展示のマティスの時代を観ました
ここも初めていった美術館だった
大きすぎず、観やすい広さで良い美術館だなと思った
マティスの絵がもっとたくさん観れると期待していたら
あれ、あんまりないなあと思った
「マティスの時代」だからマティスと同じ時代を生きた
ルオー、デゥフィなど、様々なフランスの画家たちの絵がたくさん
もっとたくさん観たかったのでちょっと期待はずれで残念でした
でも原画が観れてよかった
私は勉強不足なので、なにが法則なのかが全然わからないけれど
色彩の法則とかマティスは超考えて描いているらしい
すごいなあ
さて
今日の早朝から福島へ行ってきますので、この辺で
おやすみなさい