いろんな国の日々のこと
by picnic_marin
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みぞろけ まりん

イラストレーター。現在東京の端っこでシェアハウスに暮らしています。主なブログ内容は、料理、海外旅行記など。

特技 パントマイム
趣味 日舞。

詳しくはプロフィール



過去ブログの主な内容

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暮らし、個展、パントマイム、チェコ旅行記

【2010年】
一年間フランスに滞在、後半はNY、南米、タイ旅行

【2011年】
アメリカ・タイ・ベトナム・フランスなど、暮らし、料理、パントマイム

【2012年】
トルコ・カナダ・NYへ パントマイム、日舞、料理など

【2013年】
京都、チェコ・フランス・ドイツ旅行、暮らし

【2014年】
料理など

【2015年】
サムイ島、台湾、料理

【2016年】


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ギニョールです
こんちには!ギニョールです!


僕はリヨンで歴史のある有名な人形だよ
悪いひとを棒で叩いてやっつける正義のリヨン市民!

今はマリンと一緒にアヌシーで生活をしています
今日は学校にいったりして楽しかったよ

マリンはリヨンのブション(リヨンのレストラン)で食べ過ぎて
より丸くなって、どこかに転がって行っちゃったので


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今日は、ギニョールの僕が、ギニョールのことをかくよ!
手が短いから大変だよ



僕を作ったのは、ローラン・ムルゲという人

今から200年くらい前、リヨンの絹織物危機の時代、失業したムルゲは
大道芸人と歯医者さん(歯を抜く人)になったんだ!


歯医者さんは恐いから、子供はみんな泣くよね

困ったムルゲは、歯を抜くための糸で操り人形を作り
子供がそれを見て喜んでいる間に治療をしたんだ

それが僕、ギニョールという操り人形の始まりだよ


その後、民衆の間で人気になった僕たちギニョール

上流階級が民衆に対してする不正などを
ユーモラスに風刺を交えた大道芸として有名になるよ


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現在リヨンのテアトルで僕たちが観れるのは、たぶん2箇所
でももっとあるかも、パリにもあるみたいだし、詳しくわかんないや


僕はマリンと一緒に、2つのテアトルを観たよ
長くなっちゃったけど、レポです




一つ目の劇場はカンパーニュ・デ・ゾンゾン
Compagnie des zonzons

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一日2回くらいやってるよ
入場料は8ユーロ (リヨンシティカードで3ユーロ割引)

予約が必要、僕は公演1時間前に直接劇場に行って予約したよ


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受付のお姉さんがとにかく優しいんだ! いい人!

僕の親戚が写っているポストカード4ユーロ分買ったんだけど
こまかいお金がなかったので、僕は20ユーロ出したのね

そしたら受付のマダムは「さておつりはいくらでしょー」って隣にいる妹かな
子供に問題だしたりしてて、ほんと和やかムードな劇場だよ


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階段にすわってみんな会場を待つよ
お客さんの半分は子供たち、終始 和やかムード


チケットちぎってくれたのは、青い目にそばかすの5歳くらいの女の子
「マドモアゼル トラヴァイユ ビアン!いい仕事してるね!」と僕が言ったら
照れてて可愛かったー
へへー


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観た演目は
「ギニョールとお役所仕事」


まず最初に巨大なたこが出てくるんだよー!!

まさかいきなりタコが出てくるとは思ってなかったし
すごい発想だなーってびっくりした
そのタコがまたよく出来ていてね〜にょろ〜って動きをするわけよー

物語となんの関係もないんだけど
関係あると関係ないとか考えちゃいけないのかなって思ったよ



その後、美しいリヨンの街の朝

いろんなキャラクターの外国人がでてくるの!

やけにおっぱいの大きいアフリカ人のママ
ギニョール君、おばあちゃん、など

なんと日本人の人形もいたので、マリンはすごい笑ってたよ!


日本人代表のその人形は、勤勉な寿司職人
カタカナで「コック」って書いたハチマキをつけていて
それだけでおかしくてしょうがなかったみたい


日本でも、外国人の話し方や、マネをしたコメディは
しょっちゅうあるみたいだね


フランス人が感じる
日本人の話すフランス語の発音

なるほど、こんな風なのねーと勉強になったってー

おもしろくてしょうがなかったみたいーー

前置詞とかが抜けてたり
Rの発音が全くなかったり!
まさに!マリンの変なフランス語そのもの?



子供たちが飽きないように50分の中にいろんな工夫が
演技合間に入るよ


人形達のアクティブなダンスシーン、歌を歌ったり
映像を使ってリヨンの街を、ギニョール君が車で走っているように見せたり
全然あきさせない演出


全体的に小道具がほんとかわいいんだよねー!
なんでだろうね、僕たちフランスの人がつくる古くみせる道具の作り方

すばらしーい


お金を渡すとこのシーンでは、やっぱりお金の大きさが無駄に超でかくて
わかりやすくしてくれているよ

ギニョールの身体くらいでかいお札。笑
そこで笑いもおきてたよ


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最後はギニョール君が
悪の住処みたいなお役所へ行くのだけど


紙でできた、わかりやすく「悪!!」って感じの巨大な竜のボスがでてきて
子供達は 「ギニョール!気をつけてーー!うしろだよ、うしろ!!ほら!」 など
ギニョール君を真剣に応援



でも、ギニョール、ここまで平和な感じに作られているのに
時々、もっている棒でポカポカと叩き合うよ!

なんでここまで子供向けな演出なのにいきなり
殴り合うシーンをやるんだろーと思って

後で調べたら、理由はちゃんとあるんだね!

200年前のリヨンの織物工場の職人達は1日18時間労働という
悲惨な労働条件で、何度も暴動を起こしていたり
リヨンの人々の、反骨精神、不躾で荒っぽいけれどお人好し
そんな特徴を表しているんだって!

マリンは、フランス語半分くらいしかわからなかったみたいだけど
まったく言葉わからなくても充分に楽しめるみたいだよ


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フランス人ならではだよな〜って思うのは
人形どうしがビズしたり

かわいいーーって日本人にとって
クスってなるところが盛りだくさんあると思うよ

期間ごとに演目も変わるみたいだけど
何かが盗まれて、ギニョールがポカポカと頭をたたくとことか

基本は上で説明したムルゲさんの歴史が
基盤になっているものだと思うよ


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仕事が終わってお疲れのひと


講演後、こうやって人形を動かしてるんだよ!とか
バックヤードを、ぜーんぶ案内してみせてくれます


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こんなサービスも、人を楽しませようって気持ち
歴史を大事にしたい人たちの気持ちが伝わってくる
あたたかで幸せになる演出だったよ


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僕の親戚、宇宙飛行士のいとこだよ


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感想ノートがあったので僕も自分の顔を書いたよ!





ラ・メゾン・ド・ギニョール
La Maison de Guignol


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たしかチケット10ユーロくらい(リヨンシティカードがあれば無料に)
テアトル・ゾンゾンと比べるとこっちのがメジャーな感じ

こちらも、もちろん予約が必要


受付する時、マリンは、名前の発音を聞かれてたよ

in というのはフランス語の発音では アン なので
Marin は マラン になっちゃいます


なんで発音なんて、聞くんだろうー?と思ってたら
なんと演技中に子供の名前をギニョールが呼んでくれるの!
マリンはどうみても子供ではないけど、なぜか呼ばれたよ


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テアトル・ゾンゾンと比べると
かなり大道芸的


テアトルの中なのに、観客に話しかけることしょっちゅう
もう一緒にわるいものを倒そう!みたいな
観客とギニョールの距離がすっごい近い


おばあちゃんが猫を盗まれて

「誰だー!どこだー!あたいの猫ー!ねえ、誰か猫をしらない?」

って人形がみんなに話しかけるのね


一気に引き込まれていく子供達

それを見守る後ろに座ってにこにこする大人たち
時々しらない人どうしで、顔を見合わせて笑い合う
それってほんと素敵だよ

こういう瞬間にフランスっていいな〜って僕は思うよ


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最後のシーンで
ギニョールがギニョール人形劇をやっているところ
かわいすぎる!

ラ・メゾン・ド・ギニョールも公演後にバックヤードを見せてくれるよ

裏は狭くて、みんな並んで、ひとり、ひとり、ギニョールと話せるよ


マリンもギニョールに「どこの国からきたのー?」
「あージャポン!!コンニチハー」と、ほんとに可愛い声で言われてたよ


このテアトルもみんな終始和やかで、みんな超いいひと
やっぱり人を楽しませたいっていう気持ちの人々はいいな
ってこころから思ったよ

やりたい事をただやって、どうだーどうよーって演出ではなく
ほんとに観る人に気持ちになって作っています
だから、なんか暖かい気持ちになれたよ


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どの劇場がおもしろいかというと
ほんとにそれぞれ面白いので、どっちも観る事をおすすめだよ



それにしても講演後にマリンはいつも調子にのって

「すごく面白かったです!私も日本にいた時、マイムをちょっとやってました!」

ってそこだけはすんなり言うのだけど
そのあとまったく話せず、あたふたする、それは残念な感じだったよ

まだまだ勉強が足りないねー





最後にここで僕からちょっと一言


ちなみに、もしこの僕の書いたレポートを見てギニョールを観にいくひと

劇場中、フラッシュたいて撮影したり
(そんなフランス人もいたけどーどうなの?と思った)
講演後バックヤードを見せてもらう時も、写真撮ってもいいかどうか
一言断ってから撮りましょうね
あたりまえだけど、テアトルの人、本当によい人たちばかりだったので
こんなこと書いてみたよ


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じゃまたね!



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ギニョールより
by picnic_marin | 2010-04-22 05:14 | 2010【FR】リヨン | Comments(6)
Commented by きょうこ at 2010-04-22 09:17 x
La Maison de Guignol のほうが、入りやすいのもあるかもね~
いつも、このお店の前で写真を撮ります(笑)
去年行ったとき、Guignol のタスを買い忘れたのを思い出したよ・・・。
Commented by at 2010-04-22 09:39 x
うーわーーーいいね!
ぜひ観てみたいです!!
Commented by かねます at 2010-04-25 00:06 x
お手紙とどいた!
うれしーい
ちゃんと外に出て春の空気を感じます(笑)
Commented by picnic_marin at 2010-04-25 21:26
きょうちゃん
Guignol のタスってなあに???
Commented by picnic_marin at 2010-04-25 21:30
運さん
こんにちは〜(^^)リヨン、マリオネットの街でした!
運さんもすごく好きだと思います
Commented by picnic_marin at 2010-04-25 21:31
かねます
よかった無事届いたんだね!就活がんばってね。
もう私には就職とはありえない門だな〜
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