いろんな国の日々のこと
by picnic_marin
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みぞろけ まりん

イラストレーター。現在東京の端っこでシェアハウスに暮らしています。主なブログ内容は、料理、海外旅行記など。

特技 パントマイム
趣味 日舞。

詳しくはプロフィール



過去ブログの主な内容

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【2010年】
一年間フランスに滞在、後半はNY、南米、タイ旅行

【2011年】
アメリカ・タイ・ベトナム・フランスなど、暮らし、料理、パントマイム

【2012年】
トルコ・カナダ・NYへ パントマイム、日舞、料理など

【2013年】
京都、チェコ・フランス・ドイツ旅行、暮らし

【2014年】
料理など

【2015年】
サムイ島、台湾、料理

【2016年】


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トルコで絨毯を買う人へ
今日の日記は無駄に長く文章ばかりなので
トルコで絨毯の購入を考えている人以外は
よかったら飛ばして下さい(^^;)


f0046982_505142.jpg
トルコと言えば絨毯!

トルコへ旅行した日本人はみんな絨毯屋の話をします
それだけトルコの文化として、絨毯は印象に残るものなんでしょう

私もトルこへ実際に行くまでは謎に満ちていた絨毯の世界
今回しつこいくらいに堪能しました(疲)

旅行を共にしたアメリカ人のポーは、値段交渉がとても上手でした
その交渉術も最後まとめてメモしておきます
トルコで絨毯の購入を考えている人の参考になればと思います

ちなみに、これを書いている当の本人は
ただただ、隣で眺めて観察していた人です!



はじめに

絨毯というのは、基本的にウール100%、シルク100%、コットン100%
化繊、などいろいろあります

同じ織物なので着物としくみが似ていて、
丈夫なのはウール100%で、高級なのはシルク100%

一般的にはウールとシルクの混合は
バランスが悪くてすぐ痛むとも言われています

f0046982_537506.jpg
値段のポイントは、まず、素材
当然シルクは高く、糸が細ければ細いほど
1cm四方に目がどれだけ詰まっているかで値段は決まるそうです
あとはアンティークかどうか、手の込んだ柄かどうか、証明書がどこのものか

などなどポイントがありすぎて
どうにも、我々素人が判断できそうにもないです

だから、自分が信頼できるお店を探して
誰から買いたいか、なんじゃないかな、と思います

「手織りで珍しいものだ」「これはオールドキリムだ」
とか言われても、古く見せかける事なんでできるし
トルコ人は何がほんとかウソかよくわからない国民性があるし
そういうことを聞いて基準にしていると騙された、とおもうのがオチです

最終的には、たとえ本当の値段よりも実際にはもしかして高かったとしても
自分が「これだけのお金を出す価値がある」と信じたものを買ったら
それでいいんだと思います




続いて体験談

まず一軒目


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倒れそうな日差しが注ぐイスタンブールの真昼、大通りを歩いていると
「チャイでも飲まないか?」(英語)と若いお兄さんに言われ
しばらくおしゃべりする

私「怪しい!これは間違いなく絨毯屋に連れて行かれるね!」(日本語)
ポー「まずはトライだから、ひとまず物価を知るためについて行こう」(日本語)

※ちなみにこういう時に女子のみでは絶対に入らないようにして下さい

ということでついて行ってみることに

大通りから一歩入ったところでで、ガラス張りになっていて
一階には、陶器が置いていて、やっぱりお店じゃん!と思う
連れて来たお兄さんのお父さんらしき太ったおじさんが
裏から出てきて挨拶をしてくれた

まず、チャイを出してくれます

日本のガイドブックにいは
「チャイに睡眠薬が入っていて身ぐるみ全てはがされた」
なんて書いてあったので、私は旅行一日目だったのもあり、
ビビって飲みませんでした

隣を見たら、ポーは一口で飲み干していた・・・笑

睡眠薬のことをポーに話したら「は? いつの時代のことを言ってるの?」
と、あきれた口調で言われました

確かに日本のガイドブックには過剰なほどの情報が書かれていて
それは読んだ人全員をビビらせますよね…

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睡眠薬入りチャイを飲まされた人は飛行機事故に遭う位、運が悪いひと?


ここのオーナーは、日本が好きでビジネスをしているそう

出会ったトルコ人のほとんどが、日本に親戚がいるとか、
日本で仕事をしていると言うのだけれど、いつもほんとかーい!!と思う
もう、トルコ人のキャラクターには呆れて、笑えて来ます

全部が嘘か本当かわからないのがトルコ人の特徴!


英語での会話で、ポーが訳してくれなくてもわかるくらいに
おじさんは自分の自慢話ばかりしていて、
私は、この店はあんまり好きではなかったです

早く行こうよ、と伝えたら、暑がりポーは
「クーラーの部屋にまだいたいからここにいよう」というのでまだいることに
(そんな理由かよ?)

15分くらい話して、地下にある絨毯の部屋を見ることに
閉じ込められるんじゃないかと、
ガイドブックを鵜呑みの私は多少ビビるのだが、全然大丈夫なのだった 笑


絨毯がものすごい量でつまれて、次次に広げてみせてくれる

「もしプレゼントしてもらえるならどれが好きですか?」
と言うのが、絨毯屋さんの言う決まり文句で
ここ以外の絨毯屋さんでも、みんなそんな感じで言ってきます

絨毯を散々出してくれて見たのけれど
どの絨毯の雰囲気も全然自分の好みのものがなくて
だいぶ身体も涼しくなったことだし

大変帰りずらい雰囲気漂う中
(この雰囲気を読んでしまうのが私日本人、読まなくていいです)

ポーが「帰る」と言った瞬間に
亭主は価格をもっと下げると言い出します
帰る仕草をみせたその瞬間に下がります
これはタイやベトナムの路面店の買い物でも一緒

おじさんは、最後「ならいくらなら買うんだ?いくらなら?」と
ずっと叫んでいてうるさかったですが
最後はあきらめて、爽やかにでも残念そうに、メルハバ〜と挨拶


なんだろう、あの人からは買い物したくないな、と思いました
呼び込みをしなくてはお客さんがこないのは、
店員のキャラクターに問題あるのかも?と思った


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絨毯屋、二軒目


トルコは首都のイスタンブールだけでも何百軒の絨毯屋があります

その中でも絨毯屋がずらっとあるまっすぐな通りのひとつのお店に
自分たちから入ってみました


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私たちが店に入ると、店前の椅子に座ってぼ〜っとたそがれていたおじさんが
急いで「ああ!いらっしゃい!」といった感じで迎えてくれた
年のいった、いい人だった

お互いの話をした後、絨毯をまた次次に見せてもらうが
好みの柄がなく、ピンとくるものがなかった
それにしてもここのおじさんは、さっきと全然違って、チャイも出さないし
あまりたくさん見せてくれないのだった

オールドキリムを多く扱う店のようで、見かけにも痛んだ物がおおく
私たちはオールドキリムはダニがいそうでいやだなぁ、と思った

でも1時間位はだらだら話して、お店を出る事に
コチラ側もごめんね、と言って店を後にするが
「ああ、大丈夫よ、」と気楽な感じで、忙しそうに仕事をし始めていた
おじさん、さっきは店先でぼ〜っとしていたのに
急に忙しそうになってどうしたんだろうなぁ

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トルコ滞在2日目くらいで、気がつきました
おそらくトルコ人のほぼ全員と思えるくらい、家族が絨毯屋です!

今回長くおしゃべりしたトルコ人のほぼ全員が
お父さんまたは家族が絨毯屋でした
(トルコ人はとってもおしゃべりなので、話す機械が多かった)

ホテルのスタッフのお父さんも絨毯屋
レストランのウエイターのお父さんも絨毯屋

トルコは、アジアとヨーロッパの間に位置している国
シルクロードの文化が根付いているようです
だから、過去何世紀渡ってこのトルコでは
絨毯を他の国の人に売るのは、もう文化なんだ!と思った


3泊していたホテルの隣の絨毯屋のおじさん
私達が前を通る度に
「メルハバー(こんにちは)絨毯どう?」ともう顔なじみに言われる
私は「またかい!」と毎回毎回「メルハバ〜いらん〜!」と言うのだった
絨毯売るのは、もう挨拶なのか?という感覚


ちなみにそこの絨毯屋の店先でいつもだらだらしている猫ちゃん

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トルコは街中に猫ちゃんがいて、絨毯が置いてあるんですが
猫を飼っているいる私としては、猫はこの絨毯で爪研ぎをしないのか?
そして怒られないの?という謎・・・


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三軒目、今度はグランバザール

グランバザールの絨毯屋はどこも店が小さく
ハーモニカの目のように、ぎっちり店が詰まっている感じ



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私が疲れてグランバザールの中にあるカフェでひとりお茶している中でも
ポーは何軒かひとりで見ていたみたいで、
ほんとに彼は絨毯が好きな人だと思う

絨毯を買いたいのは私ではなくて、ポーなので
やはり買いたいひとは熱心だなぁ、と思った(あたりまえだ)

一緒に歩いていると、店先に吊るされた絨毯に対して
ポーが「あ、これはいいな」としばらく見ていると
もちろん店員さんが「中どうぞ」と言ってくれる


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ここの絨毯屋が一番長くいて、軽く2時間はいました
店内は私達2人しかいられないようなとても小さな店


亭主は若く、けれどとても良い感じのひとだった
ダイエットを10kg成功させたばかりらしく
嬉しそうに話してくれて、ポーとダイエット談義で盛り上がっていました 笑

私がかっこいいシャツ着てるね、というと嬉しそうに
「これはミラノのTシャツさ!
これを着れたのもダイエットのおかげさ!」
とイタリア人宜しくのスマイルを決めてくれた

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腰をくねっと曲げて、しょっちゅうこのポーズに
私がずっと笑うもんだから、何度もしてくれました
とてもキャラクターがある人

亭主は絨毯を説明するのが大好きでしょうがない、という感じで
ほんとにいやみがなく、この人からなら買ってもいいな、
と思える良い人でした


ポーは気に入った絨毯がそこあったので
値段交渉にはかなり本気でしたが、楽しんで交渉をしていました

見ていると、とにかく怒らないで笑顔で交渉というのが
一番大事なんだな、とよくわかりました

まずその亭主の話や価値観、人生を聞いたりおしゃべりが大事
トルコ人はとにかくおしゃべりです
ラマザンやトルコの文化にのことも色々きけて、実際とても楽しいです


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絨毯の価格交渉は、基本は最初に提示された金額の
半額を目標に話をすすめていきます
いきなり半額にはならないので、
じゃあ、これも買ったらいくらにする?と何度も聞いたりしていました


ポーは、まとめ買いをすると安くなるのよく知っていたので
これと、これを買ったらこの値段はどう?と、コチラ側から提示します

結局、2m×2mのもの2枚、2m×1m、玄関マットくらいので
4枚を買ったことですごい値段をさげてくれました

そしてそれはポーが自分から提示した値段でした
クッションカバーも二枚つけて欲しいとすかさず言って
じゃあこれは彼女のためにね、とOKを出してくれました

買ったのは、絨毯といっても
毛足があるものではなく、ウールとコットンの薄くて、軽くキリム
一枚だけシルクのを買いましたが全部、
普段使いの丈夫な庶民的もの


次の日にカッパドキアに移動する事になっていたので
お店にとっておいてもらいました

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四軒目は遠くはなれた

カッパドキアにある日本人観光客向けの大型絨毯屋で
ツアーでカッパドキアへ来る日本人はほぼ全員ここに連れて行かれると思います

私はカッパドキアで一日だけ日本語を話すガイドをつけた時に
ここに連れて行かれました
男性のトルコ人従業員はみんな日本語を達者に話します


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最初、絨毯はどうやって作られているか、織っている所から見学させてくれたので
とても勉強になりました

私は高校が服飾学科だったので、織物を体験したことがあり
絨毯もほとんど同じ仕組みで超大変なんだな〜
というのが良く理解できました


ここでは、良い絨毯と悪い絨毯の見分け方
国からだしている証明書がある店、などなど
ここで初めて絨毯はどうやって作られているかわかったので
教えてくれてとても感謝でした


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とても大きな絨毯を織る女性(写真撮影にとっても慣れている)


この機織り機を見たポー、
得意げな笑顔でポーに 「鶴の恩返しですネ!」と言われる
・・・


担当の男性従業員はロボットみたいにダーっと話すので
日本語なのに、トロい私の頭にはあまり入らず、
3割くらいしか言っていることは解らなかったのだった

もっと見せます、と言われ、道場ほどの多きな部屋に通されます
私達ふたりだけに対して、5人くらいのスタッフが
絨毯を次つぎに広げて見せてくれます

最初に「絨毯は買わなくていいから」と念を押して言ってきた割には
ずいぶん薦めてきます

イスタンブールで既にたくさん絨毯を見ていたので
ここの絨毯の質は、本当に最高なのは充分わかります

しかし、美術館のに飾るような絨毯ばかりで
一般人が買うような値段ではありませんでした
だいたいの値段を把握していただけに、高すぎる価格設定

ポーが面白がって、いくらまで下がるものなのかと聞いてしまうもんだから
買うのかと思われてしまいそれに対する交渉は長続きする

面倒になってきた私は
「そんな絨毯を買うのは王様だ」「いらない」
「帰りたい」とブツブツ言う私に対して
買い物を邪魔する私をあやす係?の従業員も登場

こっちが二人で、従業員が大人数だとすごい圧力だし
こんな面倒くさい絨毯屋は初めてだと思った

ひとりのトルコ人従業員が私に向かって
「いらないと言っている人ほど本当は欲しいんですよ」
という言葉に私はカツンときて
「私はこんな失礼な人から買いたくありません」
とはっきり言って店を出た

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細かく言うと、カッパドキアと、イスタンブールであと数件
見ていますが、長くなるので飛ばします



結局、三軒目の絨毯屋で決定

ここの亭主が一番信用できたし、私達も亭主が好きだったので
この人から買いたい、と思えました
イスタンブール最終日に絨毯を取りにいき、現金のTLで支払いました
絨毯は半分は手持ちで東京に持ち帰り
あとはフランスとカリフォルニアに送りました

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計りがレトロ 左の人が亭主

後日ポーにスカイプで電話があり(アカウントを教え合っていた)
ちゃんと絨毯が届いたか大丈夫だったか、心配してくれていました
アフターケアもちゃんとしてくれているし
とても良い買い物をしたとポーも言っていました

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似顔絵を書いていたら欲しい!と言ってくれてあげました



買うときのコツまとめ

・トルコ人は物を売る時、交渉をしてから売るのが文化です
・人生や文化の話を交えながら長い時間をかける
・提示された金額の半額を目指して、とにかく笑顔で!
・ぜったいに怒らないこと、怒ると逆効果で、値段が下がる事はないです
・チャイやアップルティを出してくれます、
彼らのおもてなしの文化も素直に受け入れましょう


トルコには、日本語を話せる絨毯屋があり
イスタンブールでも数件見かけました(話しかけられるので)
日本語ができるトルコ人、みんな親日家で良いひとが多いのですが
一部の人は日本人の特徴を利用して漬け込んでくる絨毯屋もいます
たとえば、日本人は断るのが下手なのを知っていて
お土産にお金を使うのも良く知っています
個人的な意見ですが、日本語が通じる絨毯屋は全体的に高い気もします・・・


提示した金額だけの価値がある絨毯だ、と自分が思ったもの
この人なら信用できる、このひとから買いたい、
と思える絨毯屋から買って、悔いのない買い物をして下さいネ!

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by picnic_marin | 2012-10-19 07:28 | 2012 トルコ | Comments(0)
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