2017年 07月 15日
熱川へ釣り旅行
東京で毎日働いていると、海なんて見る事もないので、久しぶりの海の景色に一気にテンションが上がりました。美しい青。
その友人の別荘がま〜素敵だこと
中古物件を買って、改装したそうです。センスがいい人はすごいなぁ、と思いました。
特にこのベランダが木々に抱っこされているような場所にあり、大好きでした。景色の奥には海が見えます。二泊三日のご飯はだいたいここで食べていました。わいわい大勢で食べると人一倍美味しいです。
ついたその日の夜は、火鍋とBBQ。
8人分のお肉。
火鍋です。料理人のよっちゃんが到着してすぐに鶏ガラで出汁を取り、白湯スープから全部作ってました。
レタスを最後にいれて、パクチーとビールと。美味しかったなぁ〜。
火鍋が大好きな私とアヤコさん、火鍋の前の席を陣取って、何度もお代わりしていました(笑)辛くて野菜たっぷりなの大好きです。薄切りのラム肉や豚肉を入れています。
アヤコさんが持ってきていたこのワインがすごく美味しかった。ラベルも可愛い。今度探して買ってみようと思いました。
翌朝、見事な晴天で、いざ釣りへ。
釣り船は、友人の知り合いに漁師さんがいて、その漁師さんの船で向かいます。
毎年この季節に釣りを楽しむために、熱川の別荘にみなさん集まるそうなんですが、ここ数年は晴天でも船を出す事がなかったそう。漁師さん、船を出すからには、お客さんに必ず釣らせてあげたいという優しい気持ちなんでしょう。
前の日は、早めに床につき、ばっちり眠って体調万全で挑んだはずなんですが…
6時間くらいの釣りの間、ずっと舟酔いしてました(涙)これ友人が撮ってくれましたが、この時もかなり気持ち悪いはずです。笑
身体の中のものは全て海に出して、水を飲んでも出てしまうので、脱水症状寸前(涙)塩を舐めて〜と友人が渡してくれたり。役に立たない上に気まで使わせてしまい、ほんとに情けなかったです。
船酔いしてても気合いで釣り続けている人もいたのに、私はずっと横になっていました。吐きながらでも気合いで釣ればよかったな…と、すごい後悔が残る、人生初の釣りと経験となりました。
私はさて置き、みなさんが釣った魚、こちら!
すごい!!大漁!赤一色!目が飛び出ているのは深海魚だからです。
一番大漁だったのは「菖蒲かさご」
菖蒲かさごは漁師の人も初めて見るくらい珍しい魚で、結構な高級魚だそう。とにかく美しい橙色。鱗取りと内臓出すのだけお手伝いしましたが、表面がヌルヌルしていて滑って難しかったです。
鬼かさご。かわいい顔をしています。なんかゴジラみたいなゲジゲジしている容姿が面白い。
大きな黄鯛!
これだけ量があると、全部捌いて料理するのもほんと大変そうでした。
よっちゃんはさくさく終わらせていきますが、魚への扱いがほんと丁寧。料理人は食材を無駄にしないんですね。
大量のアラは、翌日の朝ごはんのアラ汁、お昼のラーメンの出汁に使います。これまた贅沢なアラです。
三種の魚を舟盛り。
菖蒲かさごしゃぶしゃぶ
菖蒲かさごのフライ
昆布締め刺し盛り(昆布が無いのでとろろ昆布)
大勢で美味しいね、と食べると、よりいっそう美味しいですね。自分たちで釣った魚を食べる食卓、なによりの贅沢でした。私も釣る方で参加したかったなぁ。
翌朝、寒いので朝ごはんは部屋の中で食べました。
入りすぎなくらい出汁がたっぷりのアラ汁!
なんかもう、出汁が出すぎてブイヤベースみたいな濃い〜味でした。美味しいので朝から飲み始めてました。
煮魚、こってり甘くて、これまたビールが進んでしまいます。
友人の一人がラーメンが食べたい!と希望を言っていたので、よっちゃん張り切って仕込んでいました。
美味しい!普通に並んで食べる級のラーメンを家で作れるってすごい。とにかくスープがめちゃくちゃ美味しかったです。替え玉したかった。
そんなこんなで、楽しい二泊三日はあっという間に終わり。帰りは肩寄せ合って車に乗ってみんなで東京へ帰りました。
今回、私だけ皆さんとほぼ初めましてだったのですが、みんな本当に温かい人たちで、子供の頃、親戚と大勢で行った旅行を思い出しました。
生きた魚の色や形は美しくて感動したし、お天道様の下、仲間と豊かな大自然に囲まれた休日に感謝です。
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