2017年 11月 26日
はじめての梅干し作り
来年の参考に長いですが、メモしました。
興味ある方は是非作って見てください。梅干し作り、とっても楽しいですよ!
梅が入った段ボールを開けると、部屋中に梅の良い香りが広がり幸せな気持ちに。
【材料】
・完熟梅
・塩 (梅の重さに対して12%の重さ)
・赤紫蘇(塩漬けにしておく)
【道具】
・梅が全部入る容器
・平らなざる
・アルコール液とか焼酎(消毒用)
今回、紀州梅苑 さんの完熟南高梅 キズあり(自然落下)3Lサイズ 2kg
3,580円(税込・送料込)を選びました。
自然落下梅は見かけが多少悪いのですが、通常よりお買い得なのと、かなり完熟しているため、梅干しにはぴったりだそう。
まずは、梅干しを一つずつ丁寧に水で洗い、ヘタの汚れも竹串できれいに
乾いた布で水気をしっかり拭きます。
落下梅なので、使えないくらいのキズがある場合があります。
梅は作る過程で雑菌が入ってしまうとカビの原因になるので、キズ梅は分別。
私はウォッカ漬けにすることに。(これがかなり美味しくて良い!後日書きます)ウォッカはアルコール度数が高いのでキズ梅でもなんの問題もありません。
分量の1/3くらいの塩を、梅にまぶして手で軽くすりこみます。
そして、消毒した瓶の中へ。
梅→塩→梅→塩と重ねていきます。
だいたいこんな感じでOKです。
上に重しを乗せて、保存。
数日経つと、水分が上がってきます。これを梅酢と言います。
梅が梅酢に浸かっていないとダメなのでほんの少ししか取れませんが、私は鯛の昆布締めに梅酢につけて頂きましたよ。美味しかった!
前もって作っておいた、赤紫蘇の塩漬けです。
ジップロックに赤紫蘇と塩を入れて軽く揉み、冷蔵庫に入れといただけです。浅漬け的な感じです。
その上に空気が入らないようにビニール袋など被せて数日おきます。
数日すると… 少しづつ梅が赤くなっていきます。私は2週間くらい置きましたが、好きずきで1ヶ月位でも良いそう。
「三日三晩の土用干し」と言われるように、晴れが続きそうな日を待って土用干しをします。
いよいよ梅を干します。
消毒したきれいな手で瓶から梅を取り出し、ザルに梅を離して並べていきます。
太陽の下に干された梅たちの姿がなんとも可愛い…。
途中で一回ひっくり返します。ひっくり返す時、皮が破れていても別に大丈夫です。
日中干して、ちょっとだけ水分が抜けた梅干しちゃん。
干された梅干しは、また梅酢の中へ戻す。梅干し達、夜はここでお休みなんです。
また赤紫蘇を被せてあげます。お布団みたい。
梅干しらしい姿になってきました。
2日目は仕事だったため、朝7時半に外へ出し、21時に取り込み。
ほんとは夕方に取り込んだ方がいいらしいけど、大丈夫でしたよ。そしてまた梅酢の中へ戻します。
もし翌日が雨で干せない場合、そのまま梅酢に寝かせておけば、間が空いてしまっても大丈夫です。
梅干し作りというと、三日三晩ずっと家にいなくてはいけないと思っていたのですが、そんなに神経質にやらなくても全然大丈夫でした。梅干し作りって気楽にできるんですよね。
3日目めだけは、朝に外に出し、翌朝まで干しっぱなしにします。
これで出来上がり!
丁寧に見せたかったら使い終わった赤紫蘇を破けないよう広げて梅干しを1個づつ包みます。
かなり面倒ですが、梅干しが可愛くて仕方なかったので、なんか一人で地味に時間をかけて包んであげました。笑
別に包まなくても十分美味しいです。
私はしっとりした梅干しが好きなので、このバットにも梅酢を入れておきました。
今回、自分で作っておいてなんですが、大成功でかなり美味しくできました!
人にあげると喜ばれて大好評です。
梅干し作りはとにかく楽しかった!
梅干し達が、赤く染まったり、太陽で干されたり、梅酢で眠ったり、赤紫蘇で包まれる…この工程がすごい楽しい。そして、梅が届いてから作っている期間、本当に良い香りでアパートの部屋は包まれていました。