2013年 10月 16日
新潟ひとり旅
本当に身体がおかしくなりそう…と最近はずっと考えていました
家にいるのが好きだけど今回は出かけよう!と急遽
思い立ち、一人で新潟に行ってきました
新幹線に乗った時点で、リラックスできるもんですね
家から出てきてよかった、と心底思った
東京駅から新潟
新潟駅から更に電車で一時間、村上という街に到着
村上は日本海沿いの小さい城下町です
中心には、古い建物を大事にしている通りがあります
ここは江戸時代に作られた有形文化財の建物だそう
現在はカフェとして使用されています
囲炉裏で頂いたのですが、炭火の温かさって身体にじんわり伝わってきて気持ちいい
村上は緑茶の産地
海沿いに旅館街があり、私が泊まった旅館の窓の外はこんな景色
ただただ海を眺めてぼーっとしていました
それにしても、日本海ってほんとに波が荒いんですね
特にこの日は風が強く、海は荒れに荒れていました
こんな景色見ていたら
そりゃ演歌も唄いたくなる環境だよなーと思いました
夜の日本海は、もっと波が荒くなり波の音がいっそう聞こえます
真っ黒くて、吸い込まれそうだった
源泉の温泉がある旅館で、温泉には何回も入って肌つるつる*
村上って温泉でも有名です
街の中心に出ると賑やか
村上のお店の軒先には、鮭を干したのがぶら下がっています
昔は、秋に収穫した鮭を干して保存食にしていました
その食文化と技法が現在も大事に残されています
村上の鮭料理が買える味匠 喜っ川というお店の奥には
たくさんの鮭が天井からぶら下がっています
世界で初めて、鮭の増殖事業に成功(江戸時代!)したのが村上なんだそうです
鮭は川で生まれ、日本海で育ち
産卵の時に生まれた川へ戻る習性があります
その習性を利用して、
鮭の産卵にふさわしい人工の分流の川を作ったのだそう
川に戻って来た鮭達表情、荒々しくて、鋭くて恐いんですよ
何匹もぶら下がっている風景は圧倒的
味匠喜っ川の店先で記念に撮ってもらいました
吉永小百合さんのJR東日本の広告と、同じ場所です*
前の日に行ったカフェにもう一度いきました
村上の鮭をつかったマフィン、ミルクコーヒー
カフェの人に聞いたら、上が宿泊できるようになっているそう
松尾芭蕉も泊まったことがあるらしく
いつか泊まりたいな、と思いました
井筒屋さん http://www4.ocn.ne.jp/~izutsuya/index.html
地方さんがカフェで三味線で演奏されていて、素敵でした
村上小唄を弾いているそう
割烹 新多久でお昼ご飯
新潟の新米に、村上の鮭といくら…他にも色々頂きました
盛りつけに「おもてなし」の気持ちが感じられて
とっても美味しかった!
卵(イクラ)を身ごもった鮭が日本海を泳いで
最後に行き着く川で捕獲されているので
皮がプチプチ固めです、それがまた美味しいんです
後で友人に聞いたら、村上は割烹が古くからたくさんあり
割烹の街としても有名なんだそうですよ
あっという間に電車の時間がきてしまい、村上を去りました
5時半頃に東京着いて
めーちゃんと沖さん夫婦と菊名の焼肉へ
美味しいもの、たくさん食べて、一気にエネルギーが湧いた週末でした
たまに自然に身をおかないから身体がおかしくなるんだな~と
身に染みてわかりました
これから意識的に田舎に行くようにしよう、と思いました