2016年 09月 10日
ソウル旅行記1
ほぼ初めての韓国なので物価にも興味があり、メモのために値段を書いてみましたよ。(12年ほど前に済州島へ行ったことがありますが昔すぎて覚えていません。)
東京駅に10時に待ち合わせをして、地下街にある「麦丸」でうどんを食べて腹ごしらえ。麦丸のうどん、とても美味しかったです。
10:40 東京駅八重洲口からバス(THEアクセス成田)に乗って1時間弱で成田空港に到着。
13:55 成田空港発
航空券とホテルがセットの格安ツアーなのに航空会社は大韓航空でした。機内食は参鶏湯。けっこう美味しかったです。初めてのんだ韓国ビールの「Cass」あっさりしていて飲みやすい。
16:20 仁川空港着。2時間半で海外だなんて。韓国ってほんと近いなぁ。
仁川空港からソウル駅まで「A'REX」という空港高速電車のチケットを購入。直通で約40分、チケットは一人7500w(697円)でした。
ソウル駅に着き、地上に出て右側に無料のシャトルバス乗り場があります。
今回は大荷物でないのですが、スーツケースを持っている人はこの流れがとても便利だと思います。
乗り場には9つのホテルの無料シャトルバスが待機。
ソウル駅からのシャトルバスがあるホテル(2016年9月現在)
↓
スカイパークホテル/スタズホテル/ミレニアムソウルヒルトン/ティーマークホテル明洞/センターマーク/フレイザープレイス/ロッテシティホテル/ロイヤルホテル/ラマダホテル
ソウル駅発の時刻表。一時間に一本あるかないかなので今回は15分ほど待って乗れたのでラッキーでした。
今回泊まったのはロイヤルソウルホテル。センスがあってとても綺麗なホテルでした。日本人のお客さんをメインにしている様でスタッフは片言ですが、みんな日本語を話すし、110wの日本のコンセントも部屋に付いていました。変圧器も要らないですのでほんと便利でした。
ソウルはタクシーが日本より安いですが、今回はたくさん食べたいのでお腹を空かせるため歩きたいし、節約のために電車移動。なので日本でいうsuica的なT-moenyをセブンイレブンで購入。
カード本体代 4000w(372円)
チャージ 10,000w(929円)
バスやコンビニでも使用可能なのでsuicaと全く同じ機能です。
なんだかんだで、もう19時を回っていました。腹ペコな二人は、ホテルに着いてすぐにメトロで東大門へ!
東大門にはタッカンマリ通りがあります。昭和の匂いがする、懐かしいような通り。活気に溢れていてワクワクしました。タッカンマリとは韓国語で鳥一匹という意味なんですよ。
タッカンマリ通りにはたくさんのレストランがありますが、友人の北ちゃんが教えてくれた「ハルメウォンジョタッカンマリ」にしました。
韓国のガイドブックには必ずのっているような有名店なので並ぶ事もあるそうですが、今回は19時半頃来店して、すぐ入れました。
キムチはこの冷蔵庫からセルフで取ります。ビールや飲み物もセルフなので自分で栓抜きをします。
セルフのキムチ、私の前の人がたっぷり取っていたので、きっとそんなに辛くないから沢山食べれるんだろうなぁ。と思って私もうっかり沢山取ったら辛い辛い!こんなに辛いならたくさん取らなければよかった。おそるべき韓国人の舌!
タッカンマリが来ました!これが本場のタッカンマリなのか!!
注文しなくても座ったらこのタッカンマリがどどーんと出てきます。専門店なのでメニューはこれだけ。混んでいますが、メニューはタッカンマリのみなので、待たずに出てくる。回転も早く、ほんと良いお店です。
アジュマンがハサミで鶏をザクザク切ってくれます。この透明のスープも鶏の出汁と、刻みニンニクの風味と合わさり、美味しいんですよ〜。ついついこのスープもたくさん飲んでしまいます。
左から、酢、醤油、マスタード、タテギ(炒め荒唐辛子)。これをお好みで混ぜます。私このタッカンマリのタレが大好き。なんとも言えない酸味と辛味が、鶏肉に合います。
こんな感じで頂きます。鶏を煮ているだけなのに、なぜこんなに美味しいんだろう。二人とも黙々と食べていました。〆でうどんも追加できるのですが、我慢して次のお店へ向かいます。
お会計はビールを1本飲んで、一人12,000w(1150円)でした。安い!
ちなみに東京の新大久保にコリアタッカンマリという店があるのですが、ここでも美味しく食べれますよ。私は月一で食べに行っています!笑
地元の韓国人も、日本人客もいて、とにかく活気がある良い店でした。人気店らしいガチャガチャした雰囲気がすごい好きでした。
Nちゃんは日本人がいる店が嫌そうでしたが、韓国は日本のすぐ隣なのだからどこでも見かけるのは当たり前だと思います。こんなに日本語を表示してくれて日本人が観光しやすい国は世界中でも韓国だけ。
【チンオックァハルメウォンジョタッカンハリ 진옥화할매원조닭한마리】
ソウル市 鍾路区(チョンノグ) 鍾路5街(チョンノオーガ) 265-22
서울시 종로구 종로5가 265-22 / 서울시 종로구종로40가길 18
10:30-23:30
清渓川に沿って歩いて、広蔵市場へ。
市場の中にユッケ通りがあるそうです。生肉好きな私とって夢のような通り!
初めてなのでずいぶん迷ってしまいました。二人でなんとか探してユッケ通りにある「チャンシンユッケ」へ到着。お隣の店「チャメチッ」もとても美味しいそうですよ。
初めてのソジュ(韓国焼酎)。ショットグラスでクイっと飲みます。アルコール度数が25%の割にはアルコール感がなく、すっきり甘い口当たり。
ソジュ
日本の米焼酎や麦焼酎とは違い、希釈式焼酎なんだそう。ソジュは高濃度の純粋アルコール(95度)を水で薄めて(加水調整)、度数を低くし(飲みやすい度数、約20度にする)そして飲みやすくするために色々と添加物を入れて出来上がります。なので身体には全然良くないみたいです。でもどの店でも韓国人はソジュを飲んでいるし、滞在中は郷に従えで、例のショットグラスでがんがん飲んでいましたけどね(笑)お酒が弱い人は翌日に残りそうなお酒ですよね。Nちゃんはしっかり二日酔いになってしまい頭が痛そうでした。
さて、話が逸れましたが、日本ではもう食べれなくなった禁断のレバ刺しの登場です!夢にまでみたレバ刺しに私は大興奮で感動して涙しそうでした(笑) 日本と同じく、ごま油と塩で頂きますよ。
新鮮で角が立ってる!!そしてこの大雑把な切り方が嬉しいです。日本だと薄くて小さいですが、この2cm以上はありそうな角切りが最高です。通常センマイ刺とセットの物をレバ刺しだけにしてもらいました。
酵素たっぷりの生レバーをこんだけの量、摂取したら一気に鉄分不足が解消されそう。笑
こちらが名物のユッケ!
ユッケの上にサンナッチ(生きたタコ)が載っているものにしました。店頭にタコが泳いでいるのでおそらくしめたばかりのを提供しています。タコが皿の上でもずっと動いていました。まさに踊り食い。それにしても、ユッケもすごい量で300gくらいあったかな。贅沢です。涙
大根のスープが旨味があってとっても美味しいです!
韓国では、注文するとミッパンチャンというおまけのおかずが勝手に提供されます。店ごとに、そのおかずは様々ですが、気持ちいいですよね。日本はお通し代と言ってお金を取りますが韓国はたくさんサービスがあるのにサービス料は絶対取らないので明朗会計。このスープもミッパンチャンです。
店内はほぼ満席。若い人から、おじさんまで皆んなユッケを食べています。ユッケ専門店なのでメニューは、ユッケ、レバ刺し、センマイ刺し、牛刺し、ユッケ丼のみ。そのシンプルさがまたいい。
後で理解したのですが、韓国のレストランは専門分野で分かれているみたいです。日本では焼肉屋で冷麺を食べますが、韓国だとそれは日本でいう寿司屋でラーメンを食べるようなものだそうな。確かに専門店だったらこだわりがあるわけで絶対美味しいですもんね。そういった韓国の食文化が大好きです。
レバ刺し 12,000w(1,115円)
ユッケ+手長ダコ 25,000w(2,322円)
ソジュ 4,000w(372円)
会計は40000wでしたから、一人20,000w(1,848円)
【昌信ユッケ チャンシンユッケ창신육회】
広蔵市場の中、チャメチッの隣
月、水~土10:00~23:00、日11:00~22:00(火曜定休)
さて、三次会です!笑。たくさん歩いて、作りたての生マッコリが飲めるという店「イカルビ」へ。かなりディープな場所にありました。
何も注文せずとも洗面器ですごい量のマッコリが出てきました。
韓国のマッコリ、酸味があって美味しい。米麹を発酵させたマッコリは酵素がたっぷりで身体に良いそうですよ。甘酒を更に発酵させた様な味。この店のマッコリは手作りだからかフレッシュで美味しい。洗面器だしと(笑)がぶがぶ飲んでました。笑
こんな大きなホッケがミッパンチャン(おまけ)。ここでは二人で14,000w。なので一人7,000w(650円)。
決して綺麗とは言えない店ですが、二人とも大丈夫でした(笑)私はお腹が強い方で海外で当たった事が無く、こういう店は庶民の生活が垣間見れて好きなんですが、同行した友人は結構嫌がる人が多いんですね。付き合ってくれたNちゃんありがとう。笑
可愛いアジュマンがお店を切り盛りしていました。
【イカルビ 고갈비집(와사등)】
ソウル市 鍾路区(チョンノグ) 仁寺洞(インサドン) 130
서울시 종로구 인사동 130
14:00-23:00頃 ※お客が多ければ遅くまで営業することもあり。
ソウルの夜を堪能できました。ソウル旅行記2に続きます。
※2016年9月のレートで計算しています。
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