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パリ・プラハ旅行記5「アランさんのガレット」

2018年の夏、父と行ったバンコク・パリ・プラハの旅行記。「クロワッサンにJAZZCLUB」 の続き。


パリに入ってから、3日め。

宿泊したアパートは、地下鉄グラン・ブールヴァール駅から徒歩5分の場所。
当たり前だが、出かけて戻って来る度にグラン・ブールヴァール駅で降りて、歩いてアパートへ帰る。しかし父は何度降りても、駅からアパートまでの道がわからないと言う。

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地下鉄の出口を上がるとこの写真の景色が見える。アパートは一つ目の角を右に曲がるだけだ。本当に方向音痴で頼りにならない父。「パリ最後の日に、ひとりで近くのブーランジェリーでクロワッサン買ってきてね!」と、父からしたら難易度の高い注文を言う私。



朝ごはんに向かったのは、NHKの番組「レイチェルのパリの小さなキッチン」を見てから行ってみたかった、マルシェ・デ・アンファン・ルージュ(市場)の一角にあるクレープ屋さん。

行ってみると、バカンスシーズンでマルシェはお休み。もしやクレープ屋も休み?と不安がよぎる中、お店の場所へ行ってみると…

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「今はこっちにお店あるよ。」と丁寧に地図も書いてあった。すぐ近くに移転したらしい。

「Chez Alain Miam Miam」
ムッシュー アランさんの軽食屋で、ガレット、クレープ、サンドイッチが食べれる。

ご家族で経営されてる様子。アランさんに日本のテレビを見た事を伝えると、大変ご機嫌になり、私と父にカフェをサービスしてくれた。その後ずっと鼻歌を歌って仕事をしていた。自由だ。

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アランさんのガレット、今まで食べてきたガレットとはちょっと違っていた。中は炒めた甘いタマネギがたっぷり入っている。見かけはお世辞にも綺麗とは言えないが、味はとても美味しかった。素朴な蕎麦粉の皮にチーズも美味しい。クレープはテレビ番組で見た「砂糖とレモン」を注文。溶けたバターとレモンの酸味が合わさってこちらも旨い。二人でシェアしたが、ボリュームがあってお腹ぱんぱんに。


クレープ €4.50(約560円)
ガレット €11(約1300円)
ビール €4.50
炭酸水 €2(約250円)




この日もパリは異常な暑さ。

しかし父にとっては生まれて初めてのヨーロッパ旅行で憧れのパリへはるばる来たわけだし、観光名所は最低限周らないと。

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ノートルダム寺院、エッフェル党、凱旋門、シャンゼリゼ通り、とひと通りさくっと回って、汗だく。パリの公共機関は冷房が効いていないので本当につらい。「記念写真撮ったから、もういいね。」と逃げるようにアパートに戻り、シャワーを浴びてさっぱり。

冷えたロゼワインと初日に買っておいた食べ物でパスタなどを作り、遅い昼食。昼寝したり、ゆっくりした。

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湿気がないので建物の中は涼しい。


夕方16時半〜予約していたサンマルタン運河のクルーズへ向かったのだが、アホな事に船の終着地に間違えて行ってしまった。慌ててタクシーに飛び乗り、運転手さんに事情を話すと「わかった!まかしとけ。」と言い、クラクション鳴らしまくりで荒い運転で突っ走ってくれ、おかげで乗船時刻にギリギリ間に合った。なんか映画のようだった。

住んでいた頃、タクシーは悪い評判しか聞いた事がなく、怖いしお金もないしで一度も乗った事がなかったが、今回初めて乗ってみて運賃も東京より安い?と思った。パリ在住のりえさんも言ってたが、最近のパリのタクシーは改善されたのかもしれない。


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なんとか間に合ってホッ。二人ともやれやれな顔だ。ビールがより一層美味しく感じた。

フランスの映画でもよく出てくる、サンマルタン運河。下町情緒がある街並みを川側からゆっくり眺められて面白かった。普段見れないパリの地下水路も観れる。まあそれなりに面白いのだけど、2時間半もあるので、途中からちょっと飽きてしまったかな。

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canauxrama この会社のクルーズを利用。サイトから事前予約。一人 €18 (約2200円)


船の終着地はバスチーユ広場。そこから歩いて、昔住んでいたサンジェルマンデプレの界隈を散策した。

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ここのパッサージュの中にあるマンションに住んでいた。あれから8年経つのかぁ。と色々と思い出が蘇り、泣きそうになるのだった。お世話になったおばあちゃんに会いたくなり、インターホンを鳴らしてみたけど不在。今彼女はバカンス中で避暑地にいるのだろう。


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友達とよく待ち合わせ場所に使っていたLa Palette(ラ・パレット)。1903年創業の老舗のカフェだ。表通りから入った場所にあるのにアペリティフをする人でごった返していた。裏通りを歩く人たちを眺めながら、父はビール、私はモヒートを二杯ずつ呑んで店を出た。

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フランスの夏は、日が暮れる時間は21時頃と遅い。夜は暑くないのでこの辺りをたくさん歩いた。パリの風景は全く変わらないのがいいな、と心から思った。


昼食が遅かったのでお腹が減らず、夕食はなしにして眠りについた。父はタイで買った安いウイスキーとタバコを吸って、狭いアパートのベランダからずっとパリの街を眺めていた。




次の日はパリ最終日!
続く…











by picnic_marin | 2019-02-07 19:31 | 2018 パリ・プラハ | Comments(0)

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