2007年 05月 20日
マルレーネ・デュマス展
行きました
http://dumas.jp/
実際に現物を観ないと
なんとも感想が述べがたい絵画たちです
展覧会に関連したマルレーネ・デュマスの本から
気になる言葉を自分の頭に残したいがために
選んでここにかきます
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歴史的に絵画は女性として見なされてきたが、画家はいつも男性
女性はいつもモデルであった。
いま女性(娘)は主役を演じる。女は自ら絵に描く。
モデルが絵描きになる。女は自らを創りあげる。
女はあなたを歓ばせるために存在するのではない。
女は楽しいことをする。
問うべきは「その女はだれ」でなく「あなたはだれ」
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肖像画家のなかで一番たちが悪いのは
「魂を捉えたい」
というようなことをいうひとですね。
蝶を捕まえて標本箱にピン止めするのと
同じように考えているのでしょうか。
「あなたはとても身近で、まるでわたし自身のようにも見える反面、
まったく身も知らない奇妙な人のようにも見えます」
というのとは、これは全く異なる考えかたです。
主題に呼吸をさせなくてはなりません。
息ができなければ、殺してしまうことになるし、
作品から愛の感覚がすっかり抜け落ちてしまうでしょう。
わたしも行って来たよ。すごくかっこよかった。
大胆だけど繊細で、やわらかくて、、、女性らしさを感じました。
生きている目と、セクシーな唇が印象的だったなぁ。。。
わたしのネイルのお客様も、彼女の絵のような女性が多いかも。
私も見習わなくちゃなぁ。。。
マリンちゃんの絵も、もっと見たいです。また、お店に遊びにいくね!