2007年 05月 30日
雨のあさ
今朝は目が覚めるとゆでたまごみたいな
つるんとした顔のあいみちゃんがいる
彼女はまだ若いのによく働く人だ
夏を感じる湿気っぽい風が
毛布からひょっこり出した
枕の跡もつかない彼女の白い顔をなでる
とてもきれいな顔をしている
うちのアパートに泊まる友人は皆
なぜか疲れていて
朝は安らな顔をして
くったりして熟睡している
ベランダには去年買ってすぐ枯れた
ブーゲンビリアの花が
1年たった今、
眩しいほどの濃いピンクで日々増えていく
毎朝驚かせてくれる
あいみちゃんは 引っ越しの手続きがあるからと
チョコレートのホットケーキを食べてから
家へ帰っていった
昨夜、あいみちゃんとお客さんと
帽子屋の近くの「やいやい」というお好み屋さんで食事をした
どれも目の前の鉄板で店員がつくってくれる
私たち 客は、鉄板を前に
真っ赤な顔でおいしく頂くだけ
少し濃いめのお好み焼きを
冷たいビールがサラサラと喉へ流す
場所柄、客は若者が多いが
皆それぞれが楽しそうに
お酒を飲んでいた
私達も楽しく砕けた話をして
それぞれがお互いの良いところを褒め合い
共感しあい
みんながあたたかい気持ちになった
こんな飲み会が好きだ
愚痴ばかり言い合っている飲み会は
時間の無駄で何も作らない から嫌い
とても楽しい時間は早く過ぎた
そんなことで少し飲み過ぎたのか
頭がいたい
雨のぽつぽつと葉っぱに落ちる音が
頭の痛さをすこし癒してくれるような気がした
今日はこの小さなアパートの中で
ゆっくり休みたいので
一日中雨がふっていて欲しいと思った