2008年 03月 07日
わたしいまめまいしたわ memo
体調が最悪な今日
凄い吐き気と悪寒
身体の管理はしっかり
できないと大人と言えませんね
まさに
わたしいまめまいしたわ、です
とりあえず更新ということで
先週の週末の大事なメモを忘れないうちに
東京都国立近代美術館へいきました
この美術館、日曜日は無料なんですよー
わたしいまめまいしたわ
という名前の面白い展示会をみに
わたしいまめまいしたわ
右から読んでも右から読んでも同じ
「わたし」というテーマのもと
私の大好きな草間さん
久里王子さんのアニメーションもありました
とても興味深い作品ばかりで
おもしろかったです
メモしたことをただ
ここに記しておきます
■ 01
情報がながれ
あらゆるものの流れが日々加速される現代社会では
人々は誰しも
「わたし」を見失いがちです
「自分さがし」の大切さが改めて指摘されされるのも
人々のアイデンティティー確認に対する強い願いのあらされといえる
現代に生きる私たちは
「わたし」を確認しえない
漠然とした不安を抱いていることでしょう
■ 02
直接みえることのできない自分の顔や背中
切れ切れの断片としか眼に入らない手や足や銅
自身のイメージは鏡の中の像のみによって作り上げられる
本当の自分の姿を
人は一度も実際にみることができないなんて
■ 03
他者からの視線をどこかで
意識して着飾り、振る舞う
他者からの要求と自分の欲求を
すりあわされてつくりあげた身体
いわば社会的な身体を
私たちは
「自己」
と考えていたわけです
■ 04
人間の注意がどこかに向かうとき
見えているはずのものが
見えなくなります
まったく知覚されなくなるわけでもなく
どこかで感じているはず
木々の間にあるはずの
空 風 空気 湿り気
画家たちが描く世界がそうしたものを
感じさせてくれるのは
私たちの視覚が注意と散漫との
相補的な連関において
なりたつ主観的な代物であることに
画家が気づいているからです
m
雑誌は、文、写真が載っている
そしてイラスト
絵が入ると視線はつい止まって
文にも眼がいき
結果的にそのページは
早送りされずに
読んでもらえたりする
それは
直感・感性をフル回転させて生きる人が
観るもの感じるものを
色で描きおとされて
それを視覚でみて
なんとなく
気持ちいいということだろうか
少なくとも
私の絵はそっちけがあると思ったので
湿気ぽさまでは表現できるか
わからないけれど
人が忘れかけた
懐かしいような
空気感だとかがふわっと
におう絵にしたいと思った